合気道熊野塾彩新道場について

道場設立の経緯

合気道熊野塾彩新道場は、平成9年に「合気道彩新道場」として発足しました。
発足のきっかけは、当時毎月埼玉の地から和歌山県の熊野塾道場に通って稽古していた田沼道場長が、「熊野塾道場で習ったことをこの地に伝えたい。」と考えたことによります。

設立当初は「合気道彩新道場」という名前の団体として、本庄市と美里町の公共施設を借りて稽古を開始しました。
公共施設の稽古はなかなか理想的な稽古時間の確保が難しいと判断し、道場長の引っ越しの際、新しい土地に道場も建てることにしました。

こうして平成11年4月4日、埼玉県の最北端である上里町に建物としての合気道彩新道場が道場開きとなりました。

名前の由来

埼玉県にある道場なので、「彩の国埼玉」の彩を使い、「合気道熊野塾道場の合気道をこの埼玉県に伝えたい」という思いで熊野塾道場の所在地である和歌山県新宮市の「新」を組み合わせ、「彩新道場」としました。

平成29年より、当道場が正式に合気道熊野塾道場の支部になったので、平成29年6月より道場名も「合気道 熊野塾 彩新道場」となりました。

稽古内容について

目指すもの

毎週4日間、道場長が今は亡き引土道雄先生や熊野塾道場の高段者から習ったことを基に稽古しております。引土道雄先生が植芝大先生から習った合気道、晩年の大先生が最後に行きついた境地というものを目指しています。

スキの無い稽古を大切にし、自分たちが稽古していることがいつも武道としての合気道であり続けるよう心掛けております。

また、稽古を通して人の誠の心を身につけ、何歳になっても人間的成長が出来るような稽古の場を目指しております。

健康管理

稽古する技や精神は大先生の合気道を目指すとしても、安全や健康面への配慮は現代流です。例えば膝サポーターの着用を奨励し、準備運動は入念に行っている他、稽古の最後に整理体操も行っております。

技の中には痛いものもありますが、無理やり掛けることや、初心者にいきなり危ない技を掛けることは行わないので、習熟度に応じて適度な刺激を与える仕組みになっています。

熱中症対策にも配慮しており、稽古中の邪魔にならないタイミングでの水分補給も行います。

彩新道場というコミュニティ

「道場」というと、「怖い場所」と思われる人がまだいらっしゃるかもしれません。しかし合気道の道場というのは罵声や怒号が飛び交うような場面と無縁です。

当道場においても、稽古自体は真剣に行いながらも明るい雰囲気を崩さず、稽古後は様々な職業や年齢層の人たちがそれぞれの趣味の話や日常の楽しかった出来事などを話す社交の場となっております。時にはある道場生の困りごとなどを他の道場生が解決する場面もあります。このように、道場が1つの優れたコミュニティとしての役割を担っております。

道場のスペック

広さ

畳52枚を敷いており、板の間を足せば55畳になりますので、合気道専門道場としては埼玉県北部で最大です。また、天井の高さが3.6mなので、容積では埼玉群馬両県において最大級です。

合気道には武器技も存在し、特に当道場では丈より長い棒を扱いますので、棒術を複数で稽古できる専門道場という点では、埼玉県北部及び群馬県で唯一の存在となります。

畳の表面

当道場の畳の表面は、東京の本部道場の畳のように、「帆布」という白い布で覆われています。熊野塾道場もやはり同じようになっています。

現在多くの公共施設の柔道場は、柔道畳が敷かれております。柔道畳は、柔道を行うためにわざと表面の摩擦力を強くしてあります。これによって踏ん張りが効き、お互い頑張ることができます。しかしこのことは合気道に向いているとは言えません。合気道で畳を蹴って移動することは行わないので、むしろ摩擦力が弱い方が正しい脚さばきが身につきます。また、真っ直ぐ立ち上がる習慣が身につき、さらに、滑ることで膝への衝撃を分散させるので、膝を痛めにくくなります。

道場概要

名称 合気道熊野塾彩新道場
道場長 田沼 正樹
住所 〒369-0306
埼玉県児玉郡上里町七本木3085-1
TEL 0495-33-3121
稽古日 毎週月・水・金・日曜日
稽古時間 【月曜日】19:30~20:30
【水・金曜日】19:30~21:00
【日曜日】9:30~11:30

アクセスマップ

目印は上越新幹線と関越自動車道の交差点です。道場敷地内に駐車スペースございます。

合気道熊野塾道場とは

和歌山県新宮では昭和3年に久保嘉弘氏(久保写真館館長)が開祖を新宮にお招きし、尾崎酒造の酒蔵2階にて合気道の稽古が始まりました。
合気道熊野塾道場は、引土道雄先生(合気道十段、平成16年没)が昭和24年に植芝盛平大先生から道場建設の命を受け、久保嘉弘氏ら13名の財界有志により建設し、昭和28年より熊野塾として新宮市に開かれている大変由緒ある道場です。

当初、「合気会熊野支部」という名前でしたが、その表札を見た大先生から「ここは支部ではない。『熊野塾』とせい。」と言われ、改名したというエピソードがあります。

昭和44年4月26日、植芝盛平大先生御昇天となり、以降大先生の遺髪を御霊魂として納め、お祭りしています。合気道本部道場関係以外でこのように大先生の御霊魂をお祭りしている道場は、世界でも合気道熊野塾道場ただ一つです。非常に荘厳で、武道を稽古するのにこれ以上無い素晴らしい雰囲気が有ります。

当初21畳で始めましたが何度か増築を重ね、昭和48年に現在の106畳になりました。数十人が一度に稽古できる広さを誇ります。

海外において、アメリカ、ヨーロッパ、ロシア、オーストラリアなどに関連道場があり、それらを合わせると門下生は数千人に上ります。最近では平成28年、アフリカのジンバブエにてジンバブエ合気道協会が設立され、ジンバブエでの新たな合気道活動がスタートしました。

現在、須川勉 現道場長の下、引土先生が大先生から習われた合気道の神髄を継承すべく稽古中です。

※合気道熊野塾道場の現在における稽古時間その他入門に関するお問い合わせは、直接合気道熊野塾道場までお願いいたします。

引土道雄先生について

引土道雄(ひきつちみちお)先生は、大正12年7月14日生まれ。昭和28年から亡くなられた平成16年まで、50年以上に渡り合気道熊野塾道場において道場長として指導された他、アメリカ、ヨーロッパ各地で指導されました。

幼少期より、剣道、柔道、空手道、居合道、銃剣道、手裏剣術、棒術、馬術など、多くの武道経験を持ち、しかもそれぞれの武道で非凡な才能を発揮しました。
14歳の時、和歌山県新宮市で指導に当たられた植芝盛平大先生に入門、当時から大先生より直接教わる経験をしました。

戦後さらに本格的に修行に当たり、昭和28年新宮市に道場を開きました。昭和44年1月、大先生より、合気道十段を渡されました。その他、大先生から松竹梅の剣や棒術「正勝」を授けられました。

合気道熊野塾道場概要

名称 合気道熊野塾道場
道場長 須川 勉
住所 〒647-0005
和歌山県新宮市元鍛冶町1-5-1
TEL 0735-21-3103
ホームページ http://www.aikido-kumano-jyuku.com/

関連リンク集

彩新道場と関連の深い団体のリンクです

合気道熊野塾道場
http://www.aikido-kumano-jyuku.com/
昭和28年より熊野塾として新宮市に開かれている大変由緒ある道場です。
公益財団法人合気会
http://www.aikikai.or.jp/
合気道の総本山です。
本庄合気会
http://honjoaikikai.com/
彩新道場傘下の道場で小学生から稽古に参加できます。